熊本県議会 2022-12-12 12月12日-04号
また、地球温暖化による気候異変は、様々な大水害を起こし、一昨年は、人吉・球磨地域をはじめ県南地域で、あるいは県北の一部でも大水害が起きました。それに加えて、新型コロナが波状的に大流行し、経済に悪影響を与えています。 阿蘇の観光については、他地域に比べて、熊本地震前の2015年と比べて宿泊客数の減少幅が大きく、いまだ地震前の水準に戻っておらず、阿蘇観光の復興は道半ばと言えます。
また、地球温暖化による気候異変は、様々な大水害を起こし、一昨年は、人吉・球磨地域をはじめ県南地域で、あるいは県北の一部でも大水害が起きました。それに加えて、新型コロナが波状的に大流行し、経済に悪影響を与えています。 阿蘇の観光については、他地域に比べて、熊本地震前の2015年と比べて宿泊客数の減少幅が大きく、いまだ地震前の水準に戻っておらず、阿蘇観光の復興は道半ばと言えます。
いずれにしましても、肥薩線は、人吉・球磨地域にとって、外から観光客を呼び込むためになくてはならないものであり、一日も早い鉄道としての復旧が望まれるところであります。私も、地元県議として、復旧に向けてしっかりと貢献していかなければならないと覚悟を決めております。 そこで、JR肥薩線の復旧に向けた現在の検討状況及び今後の復旧のめどについて、知事にお伺いいたします。
人吉・球磨地域の将来にとって、鉄道での復旧は必要不可欠であるということを国、JR九州にしっかりと訴え、協議を進めてまいります。 次に、県内の景気及び物価の動向についてです。 県内の景気は、持ち直しているものの、先行きについては、海外の経済動向や原材料価格等の上昇、新型コロナウイルス感染症の趨勢等の影響を注視していく必要があるとされています。
次に、委員から、田んぼダムの普及拡大事業について、推進に向けて取組を牽引する人材育成等に要する経費が計上されているが、育成する人材とはどのような方をイメージされているのかとの質疑があり、執行部から、これまで、人吉・球磨地域の実証実験事業を通じて田んぼダムを推進してきたが、今後は、地域の自発的な取組を後押しできる人材、例えば土地改良区や多面的機能支払いの活動組織などの地域団体のリーダーにその役割を担ってほしいと
このように、県としては、用水確保や営農計画に関する地元農家の意向を丁寧に把握し、今後も、関係市町村と連携し、高原台地をはじめとする球磨地域の農業基盤整備を推進してまいります。
具体的には、令和2年7月豪雨からの復興に取り組む人吉・球磨地域において、くまモンが地域の食や宿泊、観光体験とコラボレーションするくまモンタウンを推進します。
令和2年の人吉・球磨地域の豪雨災害を受けて、知事は、命と環境を守る緑の流域治水に取り組まれております。 災害直後は、混乱の中で、再びこのような豪雨災害を起こさないよう、河床掘削や堤防かさ上げ等の河川整備の強化を望む声はありましたが、大きな被害を受けた住民からも、ダムによる治水を求める声は極めてまれであったと思います。
今年度からは、球磨地域振興局の体制を強化し、人吉市青井地区の土地区画整理事業及び球磨村渡地区の宅地造成などを推進しています。 また、人吉市の中心市街地における土地区画整理事業について、都市計画決定に向けた法的手続が進められています。 一方、5月末時点で、1,216世帯の方が仮設住宅での生活を余儀なくされています。この方々の住まいの再建を一日も早く実現することが、何よりも重要です。
次に、委員から、令和2年7月豪雨に係る人吉市、球磨村への復旧支援について、今定例会で県として新たな組織で臨むとの知事答弁があったが、土木部からもかなり技術職員を新たな組織に配置することになるのかとの質疑があり、執行部から、組織体制については、土木部からもある程度の人員を割いて、球磨地域振興局内に新たな組織をつくるよう準備を進めているとの答弁がありました。
新防災センターにおいては、一昨年の豪雨災害時に、人吉・球磨地域の通信が途絶し、情報収集に困難を来した経験を踏まえ、第3世代の衛星通信システムを導入いたします。 このことにより、通信遮断のリスクを回避でき、豪雨時においても、より切れづらい通信網が確保され、ドローンなどの各種機器からの高画質映像等の伝送も可能となるなど、通信設備の強靱化や高度化が図られます。
青井地区及び中心市街地のまちづくりは、人吉市のみならず、人吉・球磨地域全体で新たなにぎわいや交流を生み、復旧、復興を力強く牽引するものであります。 また、青井地区以外にも、人吉市では、中心市街地を含め、市内全域で膨大な復旧・復興事業に同時に取り組まなければなりません。
さらに、田んぼダムについても、人吉・球磨地域の農家の皆様の御協力を得て、実証事業を進めています。 昨年12月には、治水対策の前提となる球磨川水系の河川整備基本方針が変更されました。気候変動による将来の降雨量の増加リスクを流域治水で受け止めていくという考え方への転換、そして流域における暮らし、歴史、文化などへの配慮が示されるなど、まさに私が考える緑の流域治水の理念が盛り込まれたものとなっています。
本年度から来年度までの2年間、人吉・球磨地域の7市町村のモデル地区の水田約296ヘクタールで、専用の堰板を設置し、実証実験を実施、水田の水位や排水路の流量を観測して貯水効果などを検証するほか、水稲や周辺の畑作物への影響も調べるとのことであります。
球磨地域振興局管内で県の河川掘削により発生した土砂は、83万立方メートルとなったところであります。 これらの土砂を処理するために、発注者、受注者間の調整の労や土砂を受け入れる場所を申し出ていただくなどの地権者の協力なくしては成し得なかったものと深く感謝を申し上げる次第であります。
被災から1年5か月ぶりに、人吉・球磨地域に鉄道が戻りました。復旧に向けた大きな一歩として、大変うれしく思います。 住民の皆様、特にこれまで代替バスで通学をしていた高校生の皆さんは、今回の運行再開を心待ちにされていたと思います。 今後も、全線開通に向けて、県としても、地元市町村と一緒になって、しっかりと後押ししてまいります。
今回の豪雨災害は、球磨川の氾濫による被害が特に甚大であったことから、人吉・球磨地域の被害や復旧状況が報道等で取り上げられることが多いため、芦北町、津奈木町の住民の中には、取り残されているのではないかと不安を感じている方が少なからずおられます。
昨年の豪雨により、人吉・球磨地域と八代間を走る国道219号や各県道、JR肥薩線やくま川鉄道に甚大な被害が発生しました。これらは、人吉・球磨地域や沿川の住民にとって極めて重要な交通インフラであり、特にJR肥薩線は、通勤通学等の地元利用者だけでなく、多くの観光客にも利用されてきました。
球磨地域をはじめ、県内の多くの農山村は、水田や畑、山林や河川などの地域資源で形成されており、日々の農業の営みの中で管理されて、維持されてきたものであります。農業だけでなく、林業においても、長年山林が管理されてきたことにより、豊かな森林資源が球磨地域には多く存在しており、これからより一層の適正な間伐や再造林によって、災害に強い森林づくりの実現が期待されます。
本年4月から、再生可能エネルギーで発電された電力の調達を、球磨地域振興局や芦北地域振興局、環境センター等において開始しました。加えて、7月からは、球磨川流域の県南広域本部や地域振興局において、再生可能エネルギーの発電設備及び蓄電池の導入調査にも着手します。
することについて、道路沿線の住民から不平不満が出ていないかとの質疑があり、執行部から、土砂の処分先は、可能な限り工事間流用を行っているが、民間の処分地を活用する場合は、整地費用も含めて処分料をお支払いしている、整地が適切になされているか、現場の状況を確認したい、ダンプの走行により住民の生活道路等の路面が少し荒れてくる懸念があるが、現場を確認し、必要に応じて道路管理者とも協議の上補修などを行いたい、また、人吉・球磨地域